説明
特長
ADSTEFANの機能は、プリプロセッサ、ソルバ、ポストプロセッサに大別されます。以下にその概要を説明します。
製品仕様
CADデータの入力
3次元CADデータ(STL 形式)を本システムにインポートすることにより、直接FDM(直交差分)メッシュを自動的に作成する機能で、形状データの入力作業を大幅に効率化すると共に、メッシュ分割を簡単にかつ高速で自動的に行うことができます。
STLデータの自動修正(高精度自動修復機能)
3次元CADデータ(STL 形式)の品質が悪く、STLデータの欠損や面反転がある場合、自動生成されたメッシュには欠陥、不連続性などがあり、そのままではシミュレーションに適しません。その為、人手に頼っていた欠陥の修正が、Ver.11からは高精度なメッシュ自動修復機能を導入し、形状の再現性を大幅に高めました。これにより、メッシュ生成と修復に費やしていた時間を、大幅に短縮することができます。
初期条件、解析条件の設定
約140種類以上の材料に対応した物性値が準備されており、鋳物、鋳型などの材料を選択するだけで物性値(初期値)が自動設定されます。新しい材料の物性値も登録可能であり、設定した数値の修正も可能です。温度依存物性値(潜熱放出パターン、動粘性係数他)などの設定も可能です。
初期条件、解析条件のデータベースへの保存
期値として登録したデータは、ユーザーデータベースに登録可能であり、再度シミュレーションに活用出来ます。